ステップ1:物件受注・工作図作成
お客様(ゼネコン、商社)から注文を受けた後、設計図を基にCADにて施工図を作成します。
同時に質疑提案書を作成していきます。
ステップ2:打ち合わせ
構造担当者、意匠担当者、工事、現場に携わる企業との打合せを行い、製作しやすく、より良い製品ができるように図面に反映していきます。
ステップ3:発注
打合せにより修正した施工図を基に材料発注をしていきます。
また、入荷した材料の材質・サイズ等を確認します。
ステップ4:一次加工
入荷した材料の切断・開先加工・孔明け加工を行います。
ここでの作業は後に製品精度へとつながっていくため非常に重要な作業となります。
ステップ5:組立
切断された部品を、溶接による縮み、反りを検討しながら加工図にて組み立てます。
ステップ6:溶接
組立作業が終わった品物を、大きさ・効率を考えてロボット溶接と溶接工による溶接とを使い分けて溶接します。
ステップ7:社内検査
溶接が終わった品物に対し、
・外観検査により表面の不具合を
・超音波検査により内部の不具合を
・製品精度検査により品物の各寸法が決められた許容内にあるか
を確認します。
ステップ8:製品検査
施主様、工事監理者、工事管理者の立会いのもと、社内検査の結果を報告書や現物(製品)で確認して頂きます。
ステップ9:塗装
製品検査にて合格になった製品に対し、要求に満足した塗料を用い防錆処理を施します。
ステップ10:出荷
現場搬入工程に合わせて、製品出荷を行います。
ステップ11:現場
出荷された製品は、現場にて組み立てられ建物の形状となります。